副会長の報告書

日本キューティクル協会副会長のブログ

アンナ・カレーニナ

テレビ
どうも副会長です



家にテレビがきたんですよ、結構前に
前日記に書きましたっけ
おかげでテレビを観る生活が戻ってきました

そう、あれですよ
バンクーバーですよ
高橋大輔熱かったですね

ぼくの場合ですが、
フィギュアとか全然見たことないですし
たぶん競技だけ見てもあんまり楽しめかったと思います

でもテレビで散々選手のこれまでの頑張りとか怪我のこととかを放送してて
なんか物語性というかドラマ性をもたせていたので
興味を持って競技を見れたような印象です




話変わって
最近とても印象に残った言葉です
トルストイの「アンナ・カレーニナ」の冒頭だそうです

「幸福な家庭は皆同じように似ているが
   不幸な家庭はそれぞれにその不幸の様を異にしているものだ」




漫画を読んでて出てきた言葉なのですが、
その漫画の登場人物はこう解釈しています
「幸せなやつはつまらん」と
「幸福な輩に語るべき物語はない 不幸と苦悩こそが人に魂を宿す」

書いてて気付きましたが、
ぼくが本当に印象に残ったのはアンナ・カレーニナの冒頭じゃなくて次の台詞

「苦悩あるところに物語があり
   物語あるところに意志がある
      そして意志ある者には魂が宿る」


印象に残ったというのは、つまり共感を覚えたということで
これは別に幸せが悪いと言ってるわけではないのです

ここからぼくの考えですが
別に魂があるからいいというものではないと思ってます
苦悩がないから物語がなくて
物語がないから意志がなくて
意志がないから魂が宿らない
それでも、語るべき物語がなくても、幸せならいいと思います
どちらがいいというものではないと

ただぼくは、意志ある者になりたいと思うわけです



だから何って話
ではでは