逃げるは恥だが役に立つらしいよ
これもポエムです
どうも副会長です
ちょっとお酒を飲んでポエムを書く気分になりました
東京にきて半年ちょっと経ちました
ほとんど名古屋と暮らしていた時と変わらないけど、少し東京っぽさみたいなのは感じる
まず人が多い
夜中に玄関の外で煙草を吸ったりするときに、うちは4階なので周りが少し見渡せる
夜中でも路地を人が歩いていたりする
近所にコインランドリーがあるんだけど、空いている時間は常に人がいるように思う
東京の人は家に洗濯機が無い人が多いのだろうか
多いような気がする
住居は狭いし、ベランダに洗濯機があるアパートみたいなのはよく見かける
ならいっそコインランドリー生活にしてしまおうと思う気持ちは想像できる
コンビニよりも美容院の方が多い
人口密度が高いからなのだと思う
コンビニよりも労働集約性の高い事業なように思うし、人口密度に正比例して店舗数が増えるような気がするので個人的に納得感はある
飲食店も多い
これも美容院と同じような理由な気がする
オフィスのビルの喫煙所がいつも混んでる
おれの通勤しているオフィスビルが結構高層なのでそれも理由だと思う
そもそもこんな高層なビルが建つ時点でやはり人口密度が高いという都市の課題を感じる
うちから都庁が見える
曇りの日は新宿の街の明かりが雲に反射して、新宿方面の空が異様に明るい
転職することになった
東京に転職してきて7ヶ月で転職することになった
オフィスの無い会社でリモートワークすることになったので住む場所は関係なくなった
でもまだしばらくは東京にいる予定
すぐに引っ越しするのは面倒だし、まだ東京も全然知らない
家賃高いけどまあ給料上がるし良いかという感じ
今のところ東京は嫌いじゃない
転職するとは全然思ってなかった
知り合いの会社から結構良い額のお誘いを頂いて、自分でもびっくりするくらいあっさり決めた
名古屋から東京に来た時と今回の転職で、給料って自分の中で結構大事だなと気づいた
給料なんてどうでも良いから、やりたいことをやるんだと思っていたけどそうじゃなかった
やりたいことはあったけど、自分の中では他の全てを差し置いてまで尊重したいことではなかったっぽい
そんなに超強いやりたいことではなかったのだと思う
(年収の落差が結構あるので、半分不可抗力だなとは思うけど)
別の今の給料でも暮らしていけるし、そんなに困ることは無いとは思っていた
けど、承認欲求の問題なんだと思う
チームの人は年上で自分より高い給料をもらっているはずなんだけど、やっている仕事の質で言うとおれの方が付加価値が高いと思っていた
技術もおれの方があると思った
すごい技術的に優秀だと聞いていた外注さんと一緒に仕事をしたけど、そんなにレベルの差を感じなかった
その外注さんにお支払している額を考えると、もろもろの経費を差し引いても自分の評価が低いなと思った
もっと自分のことを評価して欲しいと思ったけど、今の体制・仕組みではおれの仕事を評価できないこともしょうがないと思っていた
そもそも東京に転職して来たのはやりたいことがあったからなんだけど、もう一つ大きな問題として、給料への満たされない承認欲求があったなと気づいた
これはお誘いをもらって額面を見てから気づいた
自分の実力とか成果にあった評価をして欲しいと思った
自分でも気づいていなかったけど、名古屋にいたときからずっと思っていたらしい
いざやりたかった事業をやってみて、やりたいことさえやれれば満たされると思っていたけど、なんか違うと気づいた
給料だけでは無く、今の職場にも不満があった
何というか、いろいろ合わなかった
もっとクレバーでイシュードリブンで高速に学習して成果にこだわっていてそんな文化を持っているチームですごいと思える誰かと仕事をしたかった
ただ、給料とか職場が理由で退職するほどではなかったので、お誘いがなければ退職はしていなかったと思う
実際に副業でお金をもらいはじめていたし、何とかチームの文化をより自分好みにできないかと考えていたし、自分なりに満たされない欲求を満たす方向に進んでいたと思う
(それらの努力とか気持ちが実らずに気持ち折れたときに、きっと転職を考えていたと思う)
転職を考えたときに、上記のような不満を持っていることに気づいた
あるいは自分を納得させるためにひねり出したのかもしれないけど
マズローの5大欲求というものがあるが、それに近いものを今回の転職で感じた
- やりたいこと(社会に与えたい影響)
- 実際に日々手を動かしてやりたい仕事
- 一緒に働きたいメンバー
- 承認欲求(金銭だったり地位だったり)
- 自分がこれからどうなりたいか
おれの場合はだけど、これのどれか一つだけ満たされて言えばOKじゃなくて、バランスを保つ必要があるのかなぁと思った
どれか一つでも強烈に満たしたいものがあればそれでOKなんだろうけど、おれはたぶん無くて、ある程度バランスしていないと満足できない
あるいはマズローの5大欲求みたいに、下を支える欲求が満たされないと、上の次元の欲求にたどり着かない
例えば、Googleに就職してめっちゃ給料良くて世界を良くしている会社に在籍していても、Googleの社屋の掃除屋さんだったらおれはきっとつまらない
日々自分がどんな仕事をして手を動かしてチームに貢献するのか、その手段は自分にとっては結構大事なことだと思った
転職して、前職から失ってはじめてわかったことでもある
名古屋から東京に転職してきたモチベーションは「やりたいこと」が満たされないからだった
(あと当時自分では気づいてなかったけど給料が不満だった)
東京の職場ではメンバーが不満だった
(給料は上がったけど、それでもまだ不満だったらしい)
今思えばメンバーについては名古屋のときには満たされていて、失って初めて大事な要素だと気づいた
次の職場はこれらをある程度バランスできると思った
あるいは自分にとっての下位の欲求を満たせるのだと思った
ここまで書いてて思ったけど、「やりたいこと」と「自分がどうなりたい」は結構まだまだふわふわしている
「やりたいこと」はあるけど、そんなにめちゃくちゃ強く無いっぽい
「実際に日々やる仕事」と「メンバー」に恵まれて、それらが満たされた上で叶えたいものという位置が今の感覚としては近い気がする
社会人4年目にして4社目で典型的なジョブホッパーだなーとふと思ったけど、典型的なジョブホッパーならもうちょい少ないか
自分探しをこじらせてるわ
ではでは